センスは知識から始まる 水野学
センスは数値では測れない
しかし、センスの良し悪しは存在しそれはどのような環境の下にあるかも左右される
→センスはそれを好きという人もそうでないという人もいるから人それぞれの感じ方が違う分様々なセンスがあると思う。これが正しいやこれはセンスがいいは偏見な部分があるのかもしれない。
センスが良くなりたいなら普通を知ること
普通を知るには、いいものと悪いものがわかること。その間にあるのが普通
→絵が上手い下手、歌が上手い下手はおかしいのかもしれない。本来歌や絵は子供の頃楽しむために自分の思うままに歌ったり絵を描いたりしていた。真似が上手いか下手かで判断されていたのではないか
ゴッホがどの国の人でどうゆう暮らしをしどのような思想を持っていたかどのような時代背景の中でどのように育ったかなどを知る。
→技術の時代が来たらセンスの時代が来るのでは?その技術を使ったセンスの時代。まさにYoutube
100が200になったものは欲しがらないが100が110になったものは欲しがる。つまり、真新しすぎるものはすぐには受け入れられない。少し似たもののほうがいい。
センスとは知識の集積である。これが水野学さんの考え
誰も見たことがないものを考えたいという大学生がいるが、まずは誰でも見たことがあるもののたしかを蓄えることが大切。
→そもそもすでにあるものすべてを知らなければ見たことがないものは作りづらいのではないか
iphoneはかつてなかった商品に思えるが実際は携帯電話からの流れ。AKBもおニャン子クラブやモーニング娘の流れからきている。つまり、過去に存在していたものを知る、集めることで新しく売れるものができるのではないか。
服のセンスのように、なんてことないセーターを着ていてもおしゃれに見える人と、おしゃれなんだろうけどわーと思う大学生がいる。その違いはどちらもファッションについての勉強をして知識は持っているが客観的な情報も考えているかいないかの差。その服が流行りでも自分に合っているのかを考えた着るかそうでないか
客観情報を集めることがセンスをよくするのに大切。
→デザインは客観情報も考え自分以外からの意見が大切。
効率よく知識を増やす3つのコツ
①王道から解いていく
王道は大抵いいものが多い。多くの人がこれはいいと評価したものだから。
王道とは何か?1番売れているもの、ランキング上位のモノ、使いやすいもの、長年愛されているもの。それら全てかもしれない。しかし、それらを探りつつ自分の中の王道を見つける過程で様々な取捨選択がされる。結果的に知識も付いてきて自分なりの王道や基準ができてくる。
②今流行っているものを知る
1番効率がいいのは雑誌。その中でもコンビニの棚に並ぶ雑誌。雑誌を読むことで最新情報も知れるし知識の幅が広がる。そして、様々なジャンルの雑誌を読むこと。次にはやりそうなものや時代の流れが見えてくる。
③「共通項」や「一定のルール」がないかを考える
様々なそれについてのものやこと、流行りや王道などを見てその中で自分なりのルールを見つける。それに基づいてものを作ると成功しやすい。
→Youtube で人気のものや長年見られているものをノートに分析する
企画書を書く際
雑誌やスポーツ新聞を参考にしてもいい。それと同じフォーマットにしてみるのも。
雑誌は読み手が読みやすいようレイアウトがされている。
→フォーマットを真似して作るはパクリだから悪いことと思っていたけどそんなことはなくすべてはパクリから始まってる。どんどんパックって真似してこうそして技術を盗んで行こう!
日常の工夫で思い込みの枠を外す
やったことがないことをやってみること。例えばお風呂を逆向きで入るや大人3人でジェットコースターに乗ってみる、電車の中で前の席で座っている人が読んでいる人の本を買ってみる。女性誌を読んでみるなど。
旅の定義は日常から逃れること→非日常